社労士(社会保険労務士)
社労士(社会保険労務士)とは、健康保険や雇用保険、労働保険などの労働・社会保険関係の手続きなど煩雑な事務を、企業から依頼を受けて代行して書類作成や提出などを行うお仕事です。
さらに、主に中小企業をクライントとして就業規則や給与規定の作成支援や、労務管理や年金などの相談・指導も行う人事・労務関係のエキスパートです。
期限内に煩雑な手続きを正確に処理する能力が求められるため、細かい作業をコツコツやれる人が向いています。
企業内社労士もいますが、多くは独立開業して活動している社労士が多いようです。また、女性の有資格者が多いのも特徴です。
社会のニーズに比べて社労士数はまだまだ足りていないので、今後の活躍も期待されている職業です。
社労士を目指す
社労士は出題範囲が広範囲に及ぶため、不得意科目を作らないよう意識して学習をすすめていくことが重要です。
選択形式の問題構成なので、過去問や問題集で何度も繰り返し解いて、問題の問われ方などに慣れておく必要があります。
書店に参考書なども販売されていますが、合格率は例年一桁台と極めて低いので、対策講座を開講している資格の予備校などに通って勉強している人が多いようです。
社労士になるまでの道のり
資格概要
資格種類 | 将来性 | 難易度 | 取得方法 | 合格率 |
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国家資格 | 良い | 難しい | 通学・通信 | 5.4% (2013年度) |
受験資格 | ①4年制大学卒業者 ②短大や高等専門学校および一部の専門学校卒業者 ③企業などで労働・社会保険諸法令に関する事務に3年以上従事した人 ④行政書士など |
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試験時期 | 8月下旬 |
試験内容 | 【択一式試験及び選択式試験】 労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律、国民年金法、厚生年金保険法、健康保険法、労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 |
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