通関士
通関士とは、輸出入品などの通関手続き、関税の納付や不服申し立て手続きに従う書類作成を行う国家資格です。
輸出入額総額180兆円(2012年)超える手続きをスムーズかつ的確に手続きを行う通関士は貿易のスペシャリストとして幅広い分野で活躍できます。
貿易関係の資格では唯一の国家資格なため、就職にも有利です。
TPPによる貿易自由化により関税が撤廃されたら通関士の業務が無くなると心配している人がいますが、通関士は通関書類作成を業務としているため、関税があろうと無かろうと輸出入関税手続きはなくなりません。
貿易関係の職場以外にも、倉庫業、航空会社、運輸・物流会社、商社やメーカーなど様々な分野で需要があります。さらに、海外の事業者とのやり取りやもあるため語学スキルを活かすことができます。
通関士を目指す
通訳案内士は試験範囲が広範囲なうえに、合格率は一桁台の8.6%と極めて低いため専門学校の通学講座や通信講座を利用することをおすすめします。
書店で通関士試験の参考書がたくさん販売されていますが、独学での勉強は難しいでしょう。
通関士試験は、各科目マークシート方式で、60%以上得点できれば合格できると言われています。
さらに合格定員など設けておらず、学歴や、年齢、国籍問わず受験可能な国家資格なので、誰でも合格チャンスがある試験です。
通関士試験に合格し、通関業者に就職して雇用主から所要事項を税関長に届けて確認を受けてから初めて通関士として業務を行うことが可能となります。
資格概要
資格種類 | 将来性 | 難易度 | 取得方法 | 学習期間 | 合格率 |
---|---|---|---|---|---|
国家資格 | 大変良い | 難しい | 独学・通学・通信 | 6か月~ | 8.6% (2012年) |
受験資格 | 特に制限なし |
---|---|
受験料 | 3,000円 |
試験時期 | 10月頃 |
試験内容 | 1)通関業務 2)関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法、 3)通関書類の作成要領その他通関手続きの実務 |
よくある質問
お仕事情報
<<広告・PR欄>>