警察官
警察官は、犯罪の予防、捜査と被疑者の採捕、交通の取り締まりなど、公共社会の安全と秩序を維持するため、または市民の生命と安全を守る仕事です。
近年は、サイバー技術による犯罪や外国人による犯罪も増えており、IT技術や語学などの専門性の高いスキルを持った警察官へのニーズも高まりつつあります。
また、団塊世代の大量退職の到来による人員不足も相まって、今後警察官の採用が増加傾向にあります。
市民の生活を守る使命と責任のあるやりがいのある警察官は、いつの時代も人気の高い職業となっています。
さらに、公務員として安定した給与とリストラによる不安が無いのも人気の高い要因の一つと言えるでしょう。
警察官を目指す
警察官を目指すには、国家公務員試験または各都道府県の警察官採用試験を合格する必要があります。
警察官採用試験は、公務員試験とは別に実施されるため、公務員試験と併願で受験する人も多くいます。
また、採用試験は年に複数回実施されるため、一度失敗しても年内に再チャレンジできるのが魅力です。
募集は、大卒程度、短大卒程度、高卒程度など学歴に応じて採用区分が分かれており、大卒程度で合格すれば将来のキャリア形成も有利に進みます。
また、警察官採用試験に合格した後は、全寮制の警察学校で一定期間警察になるための訓練や勉強をすることが義務付けられています。
試験概要
将来性 | 難易度 | 取得方法 | 採用倍率(警視庁) |
---|---|---|---|
大変良い | やや難しい | 独学・通学・通信 | 男11.1倍、女9.7倍 |
受験資格 (例:警視庁) |
警察官I類など=大卒程度 警察官Ⅱ類など=短大卒程度 警察官Ⅲ類など=高卒程度 ※身長や体重、視力、聴力などの身体要件あり |
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試験時期 (警視庁) |
第一回4月頃 第二回9月頃 第三回1月頃 |
試験内容 | 【1次試験:筆記試験】 各自治体によって異なってきますが、一般的に教養試験、適性試験、作文試験を実施 【2次試験:人物試験】 各自治体によって異なってきますが、主に面接試験や身体試験などを実施 |
よくある質問
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